1. 2章
  2. メールマガジン読者を階層化し、全体像を的確に把握する。

2章 メールマガジン活用の<新>常識

メールマガジン読者を階層化し、全体像を的確に把握する。

「個客別分析」を行った後は、その結果を活用して、具体的な実行につなげていく必要がある。分析は分析が目的なのではなく、次のアクションにつなげるために行うものだ。ただ、現実的には個客ごとに全員に異なる対応を素早くとるのは難しい。
そこで、左図のように、よくクリックした人を上位から10段階に階層化し、階層ごとに次のアクションを検討しよう。

(1)メールマガジンをクリックした経験のある人を明確にする

下図は4000人強の会員に対して、月2回メールマガジンを配信しているA社の半年間のデータだ。
各メールマガジンごとのクリック率は平均5%前後だが、これを例えば、半年を通算して、メールマガジンをクリックしたことがある人と、クリックしたことがない人に分けてみる。そうするとどうだろう。メールマガジンをクリックした経験のある人は、全会員数の15%に過ぎず、一度もクリックしたことのない人が85%にのぼることが明らかになった。※4

(2)クリック経験のある人を10段階に階層化する

次に、クリック経験のある全会員のうちの15%である676人を、クリック数の上位からランキングし10段階に階層化を行ってみる。そうすると、階層ごとに「平均クリック率」「一人当たりクリック率」が大きく異なることがわかるだろう。
最上位層は、半年間のメールマガジンの平均クリック率が75%を越え、非常に高い反応を示している。また、 1人当たりクリック数も半年を通じて、平均9.44回とこちらも高い回数になっている。これに対して、下位層に目を移そう。半年の間に1度しかクリックしたことのない層が下位40%を占めることがみえてくる。

※4.クリック数による分析を行う前提として、メールマガジンの構成を、メルマガをクリックして、Webサイトへ誘導するような仕掛けを行っておく必要がある。

メルマガ会員を階層化する分析方法

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