お客様の最低限の必要情報は、初期登録段階に取得しておく。
登録の敷居を低くするために、最初はメールアドレスのみの取得で済ますWebサイトも多い。しかし、初期登録段階がお客様が最も情報入手に対して意欲的な段階であることを考えると、このときにお客様に最適な情報提供や適切なサポートを行うためには、顔が見えないネット経由の場合、ある程度のお客様のニーズの把握は不可欠だ。
登録時には、必要な基本属性項目(デモグラフィックデータ)に加えて、見込み度を判別するキーとなる設問を入れておく。この設問により、登録者のニーズが顕在化しているのか、あるいはまだ潜在的なのかを把握することが可能になる。また、具体的にどこにニーズがあるのか、どの時期に発生するかについても把握できれば、その後の適切なアプローチが可能になる。
ただし繰り返しになるが、見込み客の登録情報はWebサイトを訪問しメールマガジンの登録をして頂いたお客様へ、最適な対応を行うために取得するという前提を忘れてはならない。
- 3-1. なぜ、見込み客に焦点を当てるのか。
- 3-2. いかに見込み客を集めるか。
- 3-3. カスタマーシナリオを設計する。
- 3-4. 見込み客が顕在化したタイミングを最大の機会に。
- 3-5. 「分ける」ためには、「分かる」必要がある。
- 3-6. 見込み客を育成する。